●趣旨説明「東京都分水料金改定に抗議する決議」(2009年12月21日) 橋本しげき
◯3 番(橋本しげき君)  それでは、ただいま議題となりました議員提出議案第10号 東京都分水料金改定に抗議する決議について趣旨説明をいたします。

 文案につきましては、御参照いただきたいと存じます。

 先ほどの議案第63号 武蔵野市給水条例の一部を改正する条例の議論とも重なる部分がありますが、今回の東京都の分水料金改定は、武蔵野市だけに影響するものです。自治体独自の水道事業を行っている羽村市、昭島市に対しては、何らの影響もなく、武蔵野市及び武蔵野市民にだけ大幅な負担増を求めるものとなっております。しかも、武蔵野市に3億7,700万円もの負担を求める合理的理由は、市民に示されておりません。

 東京都の水道事業は黒字であり、数年前にも料金を値下げしているほどです。ですから、分水料金値上げを武蔵野市に押しつけてくる合理的理由はますますないと言わなければなりません。また、例えばダム建設費まで水道料金に含まれることを考えると、今後、八ッ場ダムなどの建設が中止になれば、ますます料金を上げる根拠は失われることになるでしょう。

 私は、武蔵野市議会として、東京都に対し抗議の意思表示をする必要があると考えます。皆さんの御賛同をいただきまして、ぜひ御採択くださいますようにお願い申し上げまして趣旨説明といたします。
                                 
inserted by FC2 system