●趣旨説明「労働者保護ルールの見直しを求める意見書」(2014年12月5日) 橋本しげき
◯24番(橋本しげき君)  ただいま議題となりました議員提出議案第10号 労働者保護ルールの見直しを求める意見書について御説明を申し上げます。

 この議案は、先ほど採択をされました陳受26第6号 労働者保護ルールの見直しを求める意見書の提出に関する陳情に基づいて提出するものです。

 文案はお配りしたとおりでございますが、要望項目は3点あります。この部分だけ読み上げさせていただきます。

 1、不当な解雇として裁判で勝訴しても企業が金銭さえ払えば職場復帰の道が閉ざされてしまう「解雇の金銭解決制度」及び長時間労働を誘発するおそれのある「ホワイトカラー・イグゼンプション」の導入や、解雇しやすい正社員をふやす懸念のある「限定正社員」制度の普及などは、労働者の意向を踏まえ、慎重に対応すること。2、労働者派遣法の見直しは、低賃金や低処遇のままの派遣労働の拡大につながりかねないことから、より安定した直接雇用への誘導と処遇改善に向けた制度を整備すること。3、雇用・労働政策に係る議論は、ILOの三者構成原則にのっとって行うこと。

 以上でございます。

 よろしく御審議いただきまして、多数の方の賛同をいただきますようによろしくお願い申し上げます。
                                 
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