●一般質問「三鷹駅北口周辺の駐輪環境の整備等について」(2005年12月8日) 向谷千鳥
◯8 番(向谷千鳥君)  このたびの一般質問は、大きく分けて、三鷹駅周辺駐輪環境の整備についてと、五小こどもクラブの校内移転についての2点についてお尋ねをいたします。

 1点目は、三鷹駅北口周辺の駐輪環境の整備についてです。

 三鷹駅は1日約17万人の乗降客が利用し、近隣区市からの乗り入れもあるため、自転車の乗り入れ台数が大変多い駅となっています。そのため、通勤通学目的の自転車利用者が一時駐輪場を利用し、買い物等を目的の駐輪スペースが不足して、北口ロータリーに面した銀行や東急ストアなど、店舗前の歩道には買い物、用足し目的の駐輪が多く、歩行空間を著しく阻害している状況があります。日本共産党市議団は、ことしの10月に全世帯を対象に市民要求アンケートに取り組み、1カ月近くの間に市政に対する要望が200通を超えて寄せられました。現在もなお毎日のように届いていますが、取り組んでほしいことの項目では、トップが中学校給食の実施、さらに高齢者対策、自転車対策、子育て、教育と続き、自由記載欄には具体的な要求がぎっしり書き込まれ、新市政に対する市民の期待の大きさを痛感しております。中でも、自転車対策については具体的記述が多く、携帯電話を使用しながらの自転車運転や歩道でのスピード走行など、マナーを徹底し、歩行者の安全確保を求めるものと、店舗前の駐輪自転車にぶつかり、歩行者や視覚障害者の方が何度も危ない思いをしたという御意見など、駐輪に関する要望が多数寄せられています。

 私は平成16年第2回定例会で、近年、市内の交通事故の半数以上が自転車の関係する事故となっており、増加傾向にあることから、自転車利用者の交通マナーの向上と歩道での歩行者の安全確保について一般質問を行いました。市は、ことし4月に武蔵野市自転車等総合計画を策定しました。その計画では、自転車利用のルール徹底とマナー向上のための条例策定を早期に必要とし、一方、歩道等の拡幅による歩行者、自転車、通行部分の視覚的分離の整備や自転車レーンの普及などは、道路の幅員不足から、今後長期的な計画として取り組むべきものとして位置づけられています。当面は自転車利用者へのルールの周知徹底が早急に求められます。私は今回は三鷹駅北口周辺において歩道上にあふれる買い物等目的での駐輪場整備が優先的に必要と考え、積極的な駐輪環境の整備を進めるよう求めて、以下の質問をいたします。

 1点目は、駐輪場の整備に対する市の考え方についてです。武蔵野市自転車等総合計画では、駅周辺の需要バランスとして三鷹駅北口周辺では現在800台の不足台数とされています。今後、歩道上の駐輪場の廃止を含めると、将来においては1,800台の供給量不足となります。三鷹駅北口周辺では、通勤通学目的の自転車利用が多いため、年間登録に漏れてしまった自転車利用者が、中町第2駐輪場や三鷹駅北口駐輪場にある一時利用駐輪場を利用し、2つの駐輪場、合わせて800台以上収容可能な一時利用は、既に午前8時半ごろには満車になる状況となっています。三鷹駅北口周辺の駐輪場整備に向けて、市はどのような対策を持っているのでしょうか、質問をいたします。

 2点目は、商業施設の駐輪場の整備についてです。中央大通りでは、特に東急ストア前付近が買い物目的の駐輪が絶えず、ピーク時には30台以上の自転車が歩道上の店舗前に置かれて、歩行空間を狭めて、非常に危険です。武蔵野市自転車等総合計画でも、商業施設が駐輪場の整備に努めていくことを周知するとあります。市は東急ストアに対し、これまでも申し入れを行ってきたと聞きますが、実現に至っていません。市民からも何とかしてほしいとの声が多数寄せられています。引き続き東急ストアに対し、災害対策と歩行者の安全確保のために駐輪場の確保と自転車整備員の配置を強く要請し、早急に実現するために働きかけていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。市長の見解をお伺いします。

 3点目は、三鷹駅北口銀行周辺の駐輪環境についてです。銀行周辺には、正面入り口側から北側、西側と、建物を囲むように、常時200台近い放置自転車を含む自転車が駐輪されています。先日、地域の皆さんと午後2時から3時の1時間余り、銀行前の駐輪状況を調査しました。調査では、銀行前に置いて駅に向かう人など、銀行前の自転車駐輪は銀行利用者だけではないこと。また、北側に設置されている銀行利用者専用の駐輪場は常に空きが目立っていたこと。さらに、銀行入り口から西側奥にかけては、数日前からの放置自転車も見られ、そこへ二重に駐輪していく自転車があって、バス停での乗降客の混雑と重なり、視覚障害者の方は1人で通り抜けることができない状況でした。この周辺には常時、駐輪する200台近い自転車があり、撤去するだけでは解決できない問題があります。なぜ銀行周辺に自転車が常時放置されるのか、一時利用が足りないせいなのかなど、その利用目的によっては対策が異なってくると思います。銀行利用者に対しては、専用駐輪場の利用を促す告知を徹底するなど、銀行側への働きかけが必要です。休日においては、吉祥寺などで行っている銀行駐輪場の無料開放なども求められます。銀行周辺になぜ200台近い自転車が常時置かれているのか、対策を講じるための調査の実施を求めますが、いかがでしょうか。また、三鷹駅には鉄道利用客が日々多くの自転車を乗り入れていることから、鉄道事業者については駐輪場の整備等駐輪対策を積極的に対応する義務があると思われます。鉄道利用者のための駐輪場設置をJRに働きかけることを強く求めます。いかがでしょうか。

 駐輪環境の整備に向けての最後の質問は、駐輪場の施設運用方法の改善についてです。年間登録駐輪場利用者は、通勤通学目的がほとんどのため、休日利用は少なくなっています。日曜・祭日に一時利用が満車であれば、年間登録の駐輪場の一部を転用するなどの運用方法の改善については、どのような検討が進んでいるのでしょうか。現在、歩道上の自転車の不法駐輪が、防災上、また歩行者の安全面で問題となっており、駐輪対策を求める声が市民に強くある中で、駐輪場の確保は急務であると考えます。アンケートなど、市民の方からは、平地で3,000台以上が収容可能な中町第1、第2駐輪場を立体的にするなど、有効利用の考えはないのかとの意見が寄せられています。市長の見解を求めます。

 次に、大きな2点目は、五小こどもクラブの校内移転についてお尋ねします。

 9月4日に起きた集中豪雨は1時間に100ミリ近い雨量を記録し、武蔵野市でも近年にない被害をもたらしました。地下施設にある学童クラブでは、これが子どもたちのいる時間帯であったらと、関係者や親たちから不安の声が上がっていました。特に北町こどもクラブは、地形上の特質から天井付近まで浸水し、今後の学童クラブの事業に支障を来す重大な事態と重く受けとめられ、早期の校内移転が検討されていると聞いており、安心しています。五小こどもクラブの集中豪雨被害は、床一面水浸しの状況でした。また、学童クラブが学校から離れているため、子どもたちは学校から学童クラブまで、そして学童クラブから自宅までを日々移動しております。五小こどもクラブでは、交通量の激しい井の頭通りを横断しての行き帰りの安全面や移動距離の長さが、父母の不安の中では一番大きなものとなっています。さらに、炎天下の夏休みにはプール参加の子どもたちがお弁当を持ち歩き、保管場所など衛生面の問題などもあり、五小こどもクラブの早期校内移転を望む声は引き続き父母や市民に根強くあります。そこで、以下の質問をいたします。

 北町こどもクラブは集中豪雨被害が深刻だったため、校内移転のための協議が関係機関との間で進められていると聞いています。北町こどもクラブはどのように移転する計画なのかを1点目にお伺いします。

 2点目は、学校敷地内移転の方針についてです。第四期基本構想・長期計画では、学童クラブの学校内あるいは隣接地への移転の推進を検討するとされています。今回、市長は施政方針の中で子育て支援の重点課題の一つとして学童クラブの学校敷地内移転の推進を明確に打ち出されました。北町こどもクラブに続き、五小こどもクラブなどの校内移転計画はいつぐらいにめどを立てるのか。学童クラブ校内敷地内移転の具体的な方向性をお伺いし、一般質問を終わります。

◯市 長(邑上守正君)  それでは、お答えさせていただきます。

 まず、大きな項目として駐輪場、とりわけ三鷹駅北口周辺の駐輪環境という御質問でございましたが、その中で、まず駅周辺の状況ということと目標台数でございますが、今年度策定しました武蔵野市自転車等総合計画では、将来の目標整備を7,500台、現状での不足台数を800台としております。この不足台数は、三鷹駅周辺の午後3時ごろのピーク放置台数にあらわれているということであります。市としましては、この現状を打破するために、今後とも庁内の関係課はもとより、関係機関とも連携をとりながら駐輪場用地の確保に努めていくんだと。確保というのはいろんな方法があろうかと思いますが、借りるということも確保の一つかと思いますが、そういう確保に努めていくということと、既存の駐輪場の形態そのものも、いろいろ改修などを含めて検討が必要かなということでございます。将来の目標台数確保を目指した駐輪場整備の研究を続けていきたいと考えます。

 2点目で、具体的な場所のお話をいただきまして、東急ストア前ということで、あそこは買い物目的、東急ストアを直接に目的とされるお客様が多々置かれているということと、東急ストアの前も登録制の自転車駐輪場になっていることから、なお一層のその辺の混乱があるようでございまして、東急ストアの店長とも協議を行いながら、撤去については東急ストアの職員にもお願いをしているという指導をしております。その結果、東急ストアとしては買い物客用駐輪場の設置について、店舗両側にある自動車駐車場を本社、土地所有者と調整し、駐輪場として使用することを今検討しているとのことであります。今後も、北口東急ストアに対しまして継続して協議を行うとともに、市の放置防止指導員も配置をしておりますが、整理、啓発を引き続き行い、安心して歩ける歩行空間の確保ができるよう指導を続けていきます。

 それから、具体的な場所としてもう1つ、銀行周辺、つまり三井住友銀行周辺のことかと思いますが、ここは銀行を初め、近隣店舗等への利用客がかなり置かれているのかなということで、御指摘のとおり、ピーク時には200台近い放置があるということでございます。市では、自転車放置防止指導員を配置して、定期的に放置台数、自転車利用者の状況等の把握に努めておりますが、短い時間に店舗、銀行等を利用する人もいますので、置き去りにする人との区別がなかなか難しい状況下もあります。ただ、今後も放置に対する指導を一層強化するとともに、警告や撤去を実施していく、そして、放置自転車の抑制強化を図ってまいります。

 鉄道事業者に対しての働きかけですが、あらゆる機会を通して協力を求めておりますが、対応がなかなかスムーズにいただけないという厳しい状況にございます。しかし、御承知のとおり、自転車法では、地方公共団体あるいは道路管理者が駐輪場の設置の協力を求めたときには、積極的に協力しなければならないとされおりますので、今後も今まで以上に、さらにさらに鉄道事業者に対してもあらゆる面で協力を要請していきます。

 中町1、2丁目の駐輪場の件でございますが、主に通勤通学者を対象とした利用登録駐輪場につきましては、場所などの状況を考慮して、利用形態、手数料含めて見直しの検討を始めております。御指摘の休日の利用形態等につきましても、この利用登録駐輪場の利用状況の調査も含めて研究をしていきたいなというふうに思います。

 さらに、先ほどの御質問の中で、立体化の検討はどうかということでございますが、立体化もなかなか費用のかかる話もございます。昨日、川名議員からもこんな取り組みはどうかという具体的な事例も紹介もいただきましたので、そういう事例も参考にしながら、費用対効果など、あるいはメリット・デメリットなどを整理した上で、今後研究をしていきたいというふうに考えます。

 続いて、五小こどもクラブの校内移転ということの御質問の中で、北町こどもクラブが今どうなっているのかということでございますが、北町こどもクラブにつきましては、水害という被害を受けて、緊急措置として今四小の教室をお借りしているのでございますが、四小の中での移転をお願いしたいということで、現在、教育委員会、学校などの関係機関と協議を重ねている途上でございます。

 五小を含めて、ほかのこどもクラブの移転につきましては、第四期基本構想・長期計画の中でも、学校敷地内への移転を進めるということでございますので、財政状況や優先順位を勘案しながら校内移転へ取り組んでいきたいというふうに考えております。

 以上であります。

◯8 番(向谷千鳥君)  それでは、順次再質問をさせていただきます。

 商業施設についてはぜひとも協力を、自転車設置に向けて東急ストアの店長が前向きにやっていただけるという御答弁だったんですが、あわせて買い物目的で自転車を乗り入れる方というのは、できるだけ目的地の近くにとめたいという心理がありますので、西側の駐車場を利用しての駐輪ということでは、どうしてもそちらの方に駐輪してほしいというふうに誘導する整備員が必要になると思いますので、あわせて整備員の配置も申し入れをお願いしたいと思います。

 それから、鉄道事業者に対してなんですけれども、武蔵野市の自転車等総合計画の中でも、基本的方向として受益者負担の考え方の周知というところで、鉄道事業者の負担についても、商業施設と同様に鉄道利用者によって成り立っているために、鉄道利用者が利用しやすいように駐輪場の整備と駐輪対策について検討を促しますという基本方向が示されております。この自転車等総合計画というのは、平成7年に策定された自転車総合計画の基本方針を踏襲しているということで、今回の自転車等総合計画は鉄道事業者の意見なども聞いてつくられたものとなっています。自転車利用者だけに負担を求めるのではなく、自転車利用者によって恩恵を受けている者も同様の受益者なんだという認識が、鉄道事業者にどの程度普及されているのでしょうか。鉄道事業者の意見も付加してこの自転車等総合計画はつくられたということですので、策定段階から共通認識として受益者負担の考え方があるのではないかと思いますが、その辺、鉄道事業者はどういう認識でいるのかというところをお伺いしたいと思います。

 通勤通学を目的とした駅周辺の長時間放置自転車問題に対して、市は駐輪場の整備や定期的な撤去などを行って、一定の成果を上げてきたと。新たに、家事・買い物目的の短時間放置自転車においては問題が出てきたとして、平成13年に吉祥寺駅周辺を対象にした駐輪場の需要バランスや利用者の意向等を調査する、このような調査を行っております。吉祥寺周辺で行った自転車対策システム調査というのは、私も読ませていただきましたが、大変参考になりました。三鷹駅北口周辺の三井住友銀行付近にある放置自転車の実態については、既に市は把握されていらっしゃると思いますので、調査については利用者アンケートという形で行うことが可能ではないかと思うんですが、駐輪目的や路上放置の理由、既に吉祥寺駅周辺で行ったアンケートですけれども、撤去に対する意向や今後の対策などへの意向など、意見を聞くことは吉祥寺駅周辺で行った調査よりも規模は小さくなると思いますので、調査を行って、その調査結果によって具体的施策の設定が必要だと思いますが、調査についてはどのようなお考えなんでしょうか、お伺いをいたします。

 先ほどもJRに対しての働きかけ、認識がどうなのかという質問をいたしましたけれども、昨日は他の議員からも、三鷹駅は自転車の乗り入れが非常に多いという指摘がございました。当然JRはこういう認識はしているとことと思いますけれども、本来はJRが鉄道利用者のための駐輪場確保を積極的に推進する立場にあると考えます。通勤通学利用が一時利用駐輪場に流れているのですから、圧倒的に登録制の駐輪場が不足しているということは明らかです。三鷹駅北口周辺にはJR所有の敷地というのはないと思いますので、駐輪場整備のための費用負担をJRに求めることなどを要請するのは必要だと思いますが、いかがでしょうか。改めて御答弁いただければと思います。

 学童クラブの校内移転についてなんですけれども、北町こどもクラブは、先ほど四小の方に移っているというふうに伺ったんですけれども、復旧工事の後、一たんコミセンに戻って、また四小の方に移ったということを聞いておりますが、これはどのような経緯でそうなったのかということを御説明いただきたいと思います。そのことについて、父母の方からは詳細が知らされてなかったというふうに聞きました。子どもたちがきょうどこで保育されているのか、父母が知らない。父母がつかんでいないのですから、子どもたちにも十分伝わっていないのではないかと思われます。校内移転を学校側と協議する中で、子どもたちが学校とコミセンの間を右往左往するようなことがあってはならないと思いますが、その辺はいかがでしょうか。

 一昨日の代表質問で、他の議員の質問に、北町こどもクラブの校内移転は何が障害となっているのかという質問がございました。それに対して市長から、施設利用計画云々という答えがあったように記憶しているんですが、校内移転について学校側が懸念しているとすれば、何が原因なんでしょうか。改めて御答弁をいただきたいと思います。よろしくお願いします。

◯市 長(邑上守正君)  最初の東急ストアの駐輪場が、今、東急ストアで反対側の駐車場を活用した方法はできないかということを検討いただいていますが、もしそういうところで駐輪場が確保されたとすると、そこから店舗までの誘導、店舗からの誘導も含めて、駐車場の管理、誘導等の人員が必要だというふうに私も思いますので、今後の協議の中でその辺は申し入れをしていきたいというふうに思っております。

 駐輪場の設置に関します負担の関係で、鉄道事業者について、計画自体は理解をされているようでございますが、その以降の取り組む姿勢がなかなか前向きでないというふうにお伺いしておりますので、これからもう少し前向きになっていただきたいと思いますので、積極的に要望活動を続けたいというふうに思います。

 三鷹駅のそういった利用者調査につきましては、いま一度吉祥寺の過去のレポートをちょっと私も見てございませんが、そういうものを見せていただきまして、必要があればそのような方法でしたらどうかということについて研究をしてみます。ただ、三鷹駅につきましては、日々の整理の中で数字的なものはとらまえておりますので、残るとすれば、その利用されている方がどう感じられているかと、あるいは、どういう目的で利用しているかということかと思いますが、それを引き続き研究をしていきたいというふうに思っております。

 最後の、四小学童クラブの行ったり来たりという話がございましたが、学校に暫定的にお借りをして、一時期また従来の施設に戻ったということの理由でございますが、当初から、その期間学校での行事がありまして、それを使う予定であったということから、保護者の皆さんの御理解を得た上で一時的に従来の場所に戻って、その行事が終わった時点で四小の方に戻ったというんですか、四小の方にまた移動したということであります。

◯8 番(向谷千鳥君)  それでは、こどもクラブの校内移転についてお尋ねをいたします。

 保護者の方の理解を得てということだったんですが、それが徹底されなかったというところが問題ではないかと思っているんですが、その辺をぜひとも学校側では、今四小に戻ったということですが、いつまで四小にいられるのか、ずっといられるのか、それとも今年度までなのか、その辺のことも何も聞かされていないということなので、不安だというふうな声を聞いております。ぜひともその辺の情報の提供というのをお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。

 それから、学童クラブの敷地内移転への方向性なんですが、財政状況や優先順位ということで、今後、五小こどもクラブや、また井の頭、境南、こういうこどもクラブがどういうような順位でなっていくのかということは全く示されなかったんですが、例えば、中学校給食であれば、来年度には検討委員会を立ち上げて、平成19年度から実施をしたいというようなことが示されたんですが、この校内移転に関しまして、では、北町こどもクラブの移転の状況が、例えば検討されて、今協議されている内容が同じようにほかのこどもクラブにも当てはまって、同じように検討が進められるのか、それとも、年次計画といいましょうか、そういう形で進めていくお考えなのか、その辺の具体的な方向性をもう一度お伺いしたいと思います。

 それから、駐輪場環境の整備についてなんですけれども、調査は必要であれば行うというような御答弁だったんですけれども、今現在、あそこに200台近い自転車が銀行周辺に放置されておりまして、放置するのはどういう目的かというのがつかめなければ、そのための対策というのが立てられないんではないんでしょうか。定期的に撤去するというだけでは解決できない問題だと思いますけれども、何時間ほど駐輪する方が多いのか、長時間なのか、短時間なのか、短時間であれば、地元商店会などとも協議して、一時利用駐輪場を設置するなどの方向性も必要になってくると思います。それによって対策が違ってくると思うんですが、いかがでしょうか。

◯市 長(邑上守正君)  四小学童クラブがその後どのようになるかにつきましては、現在協議中でございますので、具体的なスケジュールはまだ未定でございます。

 それから、学童の移転につきましても、すべて一度期にはできませんので、条件が整ったところから優先していくんだということであります。

 自転車の放置目的は確かに聞かないとわからないという面もございますが、調査の必要性については改めて研究をしてみたいというふうに思います。

 以上であります。
                               
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